技術メモ-安全なWebブラウザの使い方 for Opera

JPCERTコーディネーションセンターが、「技術メモ - 安全なWebブラウザの使い方」(PDF注意)を公開しました。
が、残念ながらOperaについて言及されていないので、ここで補足したいと思います。

原文を参照しながら、読み進めてください。

1章〜3章は特に補足することはないですw
しいてあげるとすれば、3章1項、「ブラウザのアップデート」について。
「ヘルプ」-「最新のリリースをチェック」から現在使用しているOperaが最新かどうか確かめられます。


4章、5章におけるOperaでの設定方法について。
スクリプト等の実行を制限する
OperaJavaScriptを無効にするには、F12、あるいは「ツール」-「クイック設定」から、「JavaScriptを有効にする」のチェックをはずします。信頼できるWebサイトだけ有効にするには、そのサイト上で右クリックから「サイトごとの設定を編集」をクリックしましょう。サイトごとの設定については、こちらを参照してください。

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ポップアップウィンドウを制限する
これもF12から設定できます。すべて有効/無効の他、バックグラウンド(別のタブ)で開く、勝手に開くポップアップだけを無効にするの4つから選択できます。
 
SSL2.0を無効化する
Opera9.5以降をお使いの場合、SSL2.0は無効になっているそうです。
New^W NOT in Kestrel: The death of SSL v2
 
フィッシング詐欺検出機能を有効化する
「ツール」-「設定」-「詳細設定」-「セキュリティ」から、「フィッシング防止機能を有効にする」にチェックを入れてください。(多分標準でチェックが入っていると思いますが)

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プライバシー情報の消去
「ツール」-「個人情報の削除」から。詳細オプションをクリックすると個別に削除することができます。

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プラグインを無効化する
同じくF12から。



繰り返しになりますが、OperaではJavaScriptだけでなく様々な項目についてサイトごとに設定することができます。
ぜひ有効活用してみてください。


18:00追記:saitoさんの指摘により、SSL2.0の部分について書き直しました。