FAQ:Operaにおけるメニューのカスタマイズ法

祝Opera9.6正式版リリース!
ってことで、今回はメニューのカスタマイズをご紹介します。

といっても、簡単なものだけ書くつもりなんで、難しい事はフォーラムあたりで聞いてくださいw


Operaのカスタマイズ情報は、「○○.ini」とよばれるようなテキストファイルで管理されています。
つまり、設定画面に無くても、テキストエディタで直接書き換えちゃえばいいんです。

さて、まず準備段階として、編集用のiniファイルを作ります。
Program Fileからコピーしてもいいんですが、ここはGUIでやってみましょう。

まず、「ツール」-「設定」-「詳細設定」-「ツールバー」とたどります。
あ、Macの人は「Opera」-「環境設定」ね。

その中の、メニュー設定の所に、「Opera Standard」と書いてあるところを選択し、すぐ右のコピーをクリック。
すると、下の画像のようにコピーされると思います。

画像

これで、あなたのフォルダにファイルが作成されます。
この中の「menu」フォルダを開いてみてください。

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さて、今度はこのファイルをテキストエディタで見ていく事にしましょう。
基本的にはどのようなエディタでもいいのですが、必ずUTF-8に対応してるものを使ってください。
(確か9x系のWindowsに付属するメモ帳は対応してなかったと思います。XPについてるのは対応してるので大丈夫)

あと、この作業を行うときは必ずOperaを終了するか、編集するものと別のもの(上の写真で言うと「Opera Standard」)を選択してください。

実際に開いてみると、このようなものが表示されます。
(一応、NAME=(コピー)Opera Standardと書いてある事を確認してください)

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で、ここにずらずらと書いてあるわけですが、まずはメニューバーの編集からやってみましょう。
780行目あたり、「Browser Menu Bar」と書かれている段落を探してください。

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上から
ファイル
編集
表示

というように、並んでいるのが分かると思います。

また、「Submenu」とあるように、この項目には続きがあります。

では、ちょっと下にある「Browser File Menu」を見てみましょう。

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今度は、
新しいタブ
新しいウィンドウ

のように書かれています。

基本的には、
「Item,(言語ファイルに対応する単語)=アクション」
というような書式で書かれています。(引数とか詳しい事は知らないので詳しい方にお任せしますw)

また、New browser windowのすぐ下のハイフンの集まりは仕切り線です。

このように、様々な情報がmenu.iniに書かれているという事が分かっていただけましたか?


では、簡単に編集してみたいと思います。

まずはメニューバーを編集してみましょう。
今回変更するのは
ウィジェット、ニュースフィード、メール、チャットをメニューから消す
・閉じたページを「履歴」と名前を変えてメニューに置く
の2点をやってみたいと思います。

「Browser Menu Bar」を以下のように編集してみてください。
「;(セミコロン)」でコメントアウト出来ます。

また、785行目は1027行目からコピーしてきたものです。(「Browser Window Menu」の2行目)

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ここまで出来たら保存して終了します。
一番最初と同じように詳細設定のツールバーのところから、今度は「(コピー)Opera Standard」を選択してOK。


このようなメニューバーになりましたか?(これはMacでの画像ですが、Windowsでもほぼ同じものになるはず)

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ちょっと長くなりそうなので、別の記事として、右クリックメニューの編集をご紹介します。